DATE: 2021.08.26

アノ魔法の秘密を学べる、国際巡回展「ハリー・ポッターと魔法の歴史」が兵庫県立美術館に上陸!

今なお愛される大人気の「ハリー・ポッター」シリーズに基づき、魔法や魔術の歴史を貴重な資料で辿る、特別展「ハリー・ポーターと魔法の歴史」が9月11日(日)より兵庫県立美術館でスタート。日本初公開となる原作者の直筆原稿やスケッチも必見!
ジム・ケイ《『ハリー・ポッターと賢者の石』の9と3/4番線の習作》
ブルームズベリー社蔵 ©Bloomsbury Publishing Plc 2015
ジム・ケイ《『ハリー・ポッターと賢者の石』の9と3/4番線の習作》
ブルームズベリー社蔵 ©Bloomsbury Publishing Plc 2015

現代のファンタジー文学として、20年にわたり世界的人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズ。本展では、原作者J.K.ローリングの直筆原稿やスケッチに加え、大英図書館が所蔵する貴重な書籍や資料などを紹介し、ハリー・ポッターの世界の底流に ある言い伝えや魔法の歴史を紐解く特別展。

ヤコブ・マイデンバッハ『健康の庭』
1491年 大英図書館蔵 ©British Library Board
ヤコブ・マイデンバッハ『健康の庭』
1491年 大英図書館蔵 ©British Library Board

会場は、ハリーが学んだホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、イギリスをはじめ世界各国に古くから伝わる魔法や呪文、占いなど、「魔法薬学」、「錬金術」、「天文学」 などの10章で構成。科学が発達していなかった時代の人々が信じた魔法や魔術の記録には、物語に登場する「アノ植物は実在する植物だ!」、「あの呪文はここから生まれたんだ!」と、ワクワクする発見がいっぱい。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「天体にまつわるメモとスケッチ」
1506-1508年頃 大英図書館蔵 ©British Library Board
レオナルド・ダ・ヴィンチ「天体にまつわるメモとスケッチ」
1506-1508年頃 大英図書館蔵 ©British Library Board

また第6章で紹介する「天文学」では、天文学で用いられた天球儀のほか、大英図書館が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの「天体にまつわるメモとスケッチ」も登場。世界に現存する約30冊のうちの1冊という貴重な資料であり、レオナルド・ダ・ヴィンチが40年にわたって取り組んできた科学的考察を知ることができるとあって、魔法はもちろん、科学好きも必見!

大英図書館の展示風景 ©️Easy Tiger Creative
大英図書館の展示風景 ©️Easy Tiger Creative

なお、本展は大英図書館が2017年に企画・開催した展覧会“Harry Potter: A History of Magic”の国際巡回展となっており、大英図書館による大規模な展覧会が日本に巡回するのは初めてのこと。その貴重なコレクションとともに、「ハリー・ポッター」シリーズの世界を満喫できる特別展、ぜひ足を運んでみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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