DATE: 2018.04.20

猪熊弦一郎からパートナーと呼ばれた画家・荒井茂雄の個展「人生の詩」

「荒井茂雄展 人生の詩」が、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で2018年4月14日(土)〜7月1日(日)の期間、開催。

画家・猪熊弦一郎に「パートナー」と呼ばれていた作家がいるのをご存知でしょうか?その作家の名前は、荒井茂雄。幼い頃から絵を得意とし、友禅と日本画を学んだ後、猪熊弦一郎に師事しました。荒井は、猪熊から弟子ではなく「パートナー」と呼ばれていたほど、二人の間には強い信頼関係が築かれていたそうです。

今回、本作家の個展が丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催されます。荒井は、初期には花や鳥などをモチーフとした油彩画を制作しますが、80 年代半ばより、色彩豊かで実験的な抽象表現や、身近な日用品を組み合わせた立体作品を手がけるようになります。近年では、自らの作品や浮世絵などのイメージを組み合わせたコラージュに着手するなど、一つのスタイルに留まることのない多彩な表現を続けてきました。

本展では、時期ごとの代表的な作品、そして97 歳にして取り組んだ最新のシリーズなどが、作家の「第二の故郷」丸亀に一堂に会し、猪熊との親密な交流が分かる関連資料として、写真や書簡等もあわせて紹介されます。猪熊の「パートナー」、荒井茂雄の魅力に迫る貴重な展覧会に、ぜひ親子で足を運んでみては。

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