DATE 2018.11.28

〈JINS〉×〈MilK JAPON〉ワークショップ『Trompe-l’oeil モンスターのめがね屋さん』レポート!

芸術の秋深まる11月、メガネブランド〈JINS〉と〈MilK JAPON〉による、子ども向けのアートイベントが「JINS 渋谷店」で開催されました。ゲストのアーティスト、二コラ・ビュフ氏と不思議なアート体験をした子どもたちの反応は?当日の様子をレポートします!

会場となる「JINS 渋谷店」では、来年1月10日(木)まで、ビュフ氏による展示を開催中。人間とモンスターの世界が表裏一体となった、“不思議なめがね屋さん”を舞台に、普段なかなか気づくことがない、物事の二面性を表現しています。

この展示に合わせて開催されたのが、ビュフ氏の不思議な世界観を存分に楽しめる「だまし絵」ワークショップ。ビュフ氏本人が講師を務めるワークショップに、たくさんの子どもたちが参加してくれました。

キャッチーで遊び心のあるビュフ氏のアートワークに包まれた会場が、子どもたちの気分を盛りたてます。みんな揃ったところで、まずはご挨拶。

「この会場には、いたるところに不思議な『だまし絵』の要素が散りばめられています。ただ見るだけでなく、動き回ったり、触ったりして、感性を研ぎ澄ませて楽しんでくださいね」とビュフ氏。

展示の説明をするビュフ氏に子どもたちも興味津々。「次はいよいよ実践!会場内には10個のイラストが隠れています。視点を変えることがポイント。銀の筒を使って探してみよう!」。

舞台セットのように構成された会場を駆け回る子どもたち。実際にビュフ氏の世界観に入り込むような感覚で楽しみます。

触れる要素も盛りだくさん。会場に置かれている不思議なメガネをかけてみよう!

「銀の筒を置いたら、イラストが見えた!」さっきまで見えなかったものが、浮かび上がってくる様に子どもたちもびっくり。

次々とイラストを見つけていく子どもたち。反射の仕組みや、視点を変えるといった「だまし絵」の要素をみるみる習得していきます。全てのイラストを見つけられたかな?

次は「だまし絵」を使って、自分たちで人間とモンスターのめがね屋さんを作ってみよう!

ビュフ氏が用意したオリジナルの塗り絵を使って、自分だけの人間とモンスターのめがね屋さんを作ります。「中央に置いた銀の筒に映っているのが、めがね屋さんの世界。時々チェックしながら仕上げていってね!」

塗り絵はお手の物な子どもたちも、反射して映る人間とモンスターの世界をチェックしながら黙々と作業を続けます。丁寧に細かく塗っていく子や、色んな色を組み合わせて自分だけの色を作る子も。

あっという間にカラフルで個性豊かな人間とモンスターのめがね屋さんが完成しました。子どもたちもとっても満足げ。

子どもたちに感想を聞いてみると、「最初は『だまし絵』が難しくて、イラストがなかなか見つけられなかったけど、見つけた時はすごく嬉しかった!」「道具を使って絵を写したりするのが、宝探しみたいで楽しかった!」と嬉しいコメントもいただきました。

「通常、展覧会というと、窓越しに作品を鑑賞するイメージですが、僕は中に入って楽しんでもらいたいと考えてこの会場を作りました。実際に子どもたちは進んで中に入って楽しんでくれていて。その姿がとても嬉しかったです」とビュフ氏。

 

〈JINS〉では、子どもの「見る」をあらゆる側面から応援する「見る育」というプロジェクトを実施しています。今回のワークショップを通して、子どもたちは楽しみながら反射の仕組みや、視点を変えることに触れて、新たな気づきを得たに違いありません。

イベントは終始笑顔で包まれ、盛況のまま幕を閉じました。

「JINS 渋谷店」では、2019年1月10日(木)まで、ビュフ氏による展示を開催しています。みなさんもぜひ、モンスターと人間の少年が繰り広げる不思議な物語の世界を体験しに訪れてはいかがでしょうか?

>>詳細はこちらから

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