DATE: 2018.04.03
「47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-」金継ぎ勉強会も
2018年4月5日(木)~6月11日(月)の期間、d47 MUSEUMで「修理と手入れ」をテーマにした展示会が開催されます。修理・手入れ道具の販売や、勉強会の実施も。
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47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」で、「47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-」が開催されます。大量生産大量消費の時代は終わり、ものの消費は量より質へ。使い捨てるよりも、本当に好きなものを長く使い続けたいという消費者志向の中、ものづくりにおいても、「修理できるか」「修理をしてまでも使いたいと思える商品か」ということがさらに重要視されています。
本展では、暮らしに関わる道具や衣服などの、修理や手入れをしているメーカーや作家が47都道府県から一つずつ選出され、その取り組みの紹介・展示のほか、修理・手入れのための道具が販売されます。塗師「うるしぬりたしろ」(岩手県)による割れた陶磁器を漆で直す漆継ぎや、地元で自生する草木を使った衣類の染め直しをする「金井工芸」(鹿児島県)、老舗石鹸メーカー「木村石鹸工業」(大阪府)開発のシミ取りキットなどが並びます。
さらに会期中には、出展者を講師に招く金継ぎや洗濯の勉強会の他、まな板の削り直しや洋服の染め直しなどの受注会なども多数開催。本イベントで、丁寧な暮らしのヒントを取り入れてみては。